ICP質量分析の新時代
75元素、210アイソトープの同時検出

新型SPECTRO MS ICPマススペクトロメータは、世界初、無機関連のマスレンジ6Liから238Uまでの完全同時測定を実現しました。シーケンシャル測定から同時測定へ。ICPマススペクトロメトリーの能力は新たなスタンダードとしてそのステップへ到達しており、繰り返し性と正確性の進歩のみならず試料あたりの測定時間も大幅に減少しました。このユニークかつ革新的なテクノロジーの心臓部は、二重収束Mattauch-Herzogセクターフィールドマススペクトロメータと、全イオンビームの同記録が可能な独自の検出器のコンビネーションです。“Direct Charge Detection”方式を採用した検出器は4800個のチャンネルで関連するすべてのアイソトープを同時にカバーします。この技術によりもはや従来型のICPマススペクトロメータのようにシーケンシャルにマスを観察する必要はなくなり、代わって“一瞬の観察”ですべてのマススペクトラムを記録し保存することが可能となりました。この方法によりひとつひとつの測定ですべての周期律表上の関連する全元素情報が利用可能となるためその時々で欲しい情報を抽出し処理することも可能です。

特長

  • 進化したイオンオプティックと先駆的な検出器テクノロジーを搭載した二重収束セクターフィールドマススペクトロメータ
  • 全無機マススペクトラム同時測定による優れた感度と精度および高サンプルスループット
  • 堅牢性の高いドライ真空システムおよびメンテナンスゼロ・フリーランニングジェネレータ
  • 高速フィンガープリンティング、リアルタイム内標準、過渡信号、同位体比、同位体希釈の測定
  • ICALシステムロジックによる安定した最適オペレーション
  • EPA、FDA、CLP、21 CFR Part 11およびその他ガイドラインに適合

マススペクトロメータ

Mattauch-Herzog ジオメトリはすべてのマスを1つの面にフォーカシングさせることができます。 この特徴は平面検出器の使用とすべてのスペクトラムの同時測定を可能にし、他のスペクトロメータで用いられるような時間のかかるシーケンシャルスキャンニングを必要としません。同時に、高感度、低バックグラウンドのため複雑なマトリックスでも非常に低い検出限界で測定することが可能です。

G3検出器

検出器には新型の4800チャンネル、高速リードアウトDCD(Direct Charge Detector)検出器が採用されています。DCD検出器はすべてのマススペクトラムを同時検出します。各チャンネルは低増幅と高増幅ピクセルを併せ持つアレイによって構成されており(デュアルステージデザイン)、広いレンジのシグナルを直接処理することができます。

ICP発光分光装置についてのお問い合わせは下記のリンクをご参照ください。
http://www.siint.com/products/icp/sp_spectro/index.html