中小企業経営強化税制・固定資産特例対象製品
SPECTROLAB® は従来の PMT/CCD 検出器から極めて低濃度を測定可能なCMOS 検出器を搭載したハイエンド固体金属発光分光分析装置です。
発光分光分析のリーディングカンパニーとして40年間培った技術の集大成です。
製品の特長
CMOS 分光器
CMOS分光器を採用することにより、光電子増倍管(PMT)よりも同等以下の検出限界(LODs)をもち、且つ高い繰り返し精度を実現しました
例)鉄ベースの検出限界
Line |
LAVM12
(PMT) |
LAB S
(CMOS) |
Pb |
3.5 ppm |
1.9 ppm |
新型プラズマジェネレーター
新型プラズマジェネレーターとすることにより、高エネルギーのプラズマジェネレーターと点火装置による、分析時間の短縮を実現しました。
例)低合金鋼の分析時間
LAVM12 – 35 秒
LAS01 – 18 秒
スパークスタンドの改良
スパークスタンド内部の部品を刷新することにより、装置内部の清掃管理が容易となりました。このことは保守時間の短縮に貢献します。
例)低合金鋼分析の清掃頻度
LAVM12 – 800 スパーク毎
LAS01 – 6000 スパーク毎
装置本体サイズの小型化
装置本体サイズを約30%縮小することができ、より設置場所の選択肢が増えました。また、装置レイアウトに変更を加えたことにより、操作性の向上を図りました。
例)装置サイズ(H x W x L )
LAVM12 – 1405 x 770 x 1900
LAS01 – 1405 x 770 x 1380
ICAL2.0 システム
校正システムiCAL2.0により、装置校正時間の大幅な短縮を実現しました。また、周囲の温度が多少変化しても、より安定性のある分析を行うことができるようになりました。
例)装置校正時間
LAVM12 – 30 分
LAS01 – 5 分
製品の概略仕様
- 測定波長範囲:120 – 770 nm
- 試料発光スタンド:解放式、Arガスフラッシュ
- 完全デジタル式プラズマジェネレータ
- 汎用PC、Windows OS
- CMOS検出器
- iCAL式標準化
- 分析ソフトウェア “Spark Analyzer Pro”
- 所要電源:
・230V -10%/+10%, 50/60 Hz,
・1.0KVA(測定時)、0.5KVA(待機時)
- 所要Arガス:純度99.999%以上
- 推奨する設置環境の温度:周囲温度 18℃~30℃
- 装置(本体)寸法/重量:
・高さ1405 mm x 幅770 mm x 奥行1380 mm
・重量 約375 kg
すべての指標で、
一次金属の生産者が現在利用できる、最高性能の分析装置であるといえます。 また、
二次金属の生産者に加えて、
自動車および
航空宇宙の製造業者、および
完成品/半製品、
エレクトロニクス、
半導体等の製造業者にとっても同様に優れたソリューションです。