- コンパクトで現場対応可能な設計により、高度なLIBS分析性能を実現
- 炭素(C)、リン(P)、硫黄(S)を含む合金を2~6秒で迅速に識別
- iCAL 2.0による単一試料校正と最小限のアルゴン使用、自動調整される光学系により、安定した現場運用を実現
現場における金属材料の元素分析では、測定精度のわずかな誤差が重大な品質問題につながる可能性があります。例えば、パイプラインや出荷現場における合金識別の誤りは、不良溶接の見逃し、バッチの再加工、さらには契約損失につながる可能性があります。
低合金鋼の識別においては、炭素(C)の正確な測定が不可欠です。しかし、ハンドヘルドXRFでは炭素を検出できません。また、一部のハンドヘルドLIBS装置は元素範囲を拡張できるものの、軽元素の測定能力には依然として制限があり、炭素も限定的にしか測れず、リン(P)や硫黄(S)は通常測定できません。
SPECTROPORT LIBSポータブル金属分析装置は、こうした制約を解消します。これら3つの重要な軽元素を含め、多くの元素について、現場で信頼性の高い識別および濃度分析を実現します。
SPECTROPORT LIBS - ポータブルLIBS金属分析装置
革新的なSPECTROPORT LIBSは、ポータブル金属分析における“欠けていたピース”を埋める存在です。
LIBS(レーザー誘起ブレークダウン分光法)— 光発光分光法(OES)の1種 ー 独自の分離型ボディ設計により、ハンドヘルドXRFはもちろん、多くの最新ハンドヘルドLIBS機器の性能も上回ります。用途によっては、ラボ用装置に匹敵する精度と分析能力を持ちながら、現場作業に必要な機動性も兼ね備えています。そのため、各種合金の識別・検証・濃度分析を、迅速かつ高精度に現場で実行可能です。
iCAL 2.0標準化
事前定義されたキャリブレーションパッケージと、SPECTRO独自のiCAL 2.0ロジックにより、繰り返しの校正や待ち時間を不要にします。測定開始時に単一試料で標準化(5分未満)を行うだけで、その日の測定準備は完了します。さらに、iCAL 2.0の診断機能により、温度変化の影響を受けにくく、一日を通じて安定した性能を維持します。
最大限の機動性
SPECTROPORT LIBSは、2つの交換式バッテリーと超軽量アルゴンカートリッジを本体に搭載し、専用キャリングケースとともに高い携帯性を実現します。内蔵ディスプレイにより、プローブ操作のみで測定が可能。測定結果はその場で即座に確認できます。